雨の降り方と気象情報の表現方法

 テレビやラジオの気象情報などで「強い雨がふるでしょう」や「激しい雨にご注意ください」といった雨の強さの表現をお聞きになることも多いのではないでしょうか。
 実はこの言い回し、気象予報士さんが勝手に言っているわけではなく、予報用語としてこういう予報のときにはこう言いましょうというルールが決められていて、同じ雨量であれば同じ表現が使われるようになっています。
 気象庁のホームページには雨の強さと降り方についてまとめた表があるのですが、そのまま借用するわけにいかないので当研究所で作成したものを貼っておきます。
 1時間雨量と予報用語はそのままですので確認しておいてください。

 ところで、ここに書かれた1時間雨量。言葉としてはわかるのですがうまくイメージができるでしょうか。
 参考までに、日本気象協会が作成した画像をリンクしておきますので、興味のある方は確認してみてください。

動画でみる「〇〇ミリの雨ってどんな雨?」(tenki.jpのウェブサイトへ)

 以前のようにひたすらシトシトした雨が降るうっとうしい梅雨ではなく、晴れるときはからっと晴れて、降るときにはドカッと降るような妙な梅雨になっていますが、気象情報には気をつけて、行動が必要な時には早めに開始するようにしてくださいね。