風による被害を防ぐ

 台風による被害は、雨と風によるものですが、風による被害は事前準備をしておけばある程度防ぐことが可能です。
 まずは風によって発生する被害ですが、ものが倒れる、ものが飛ぶ、ものが壊れるといった、ものの被害が多いのが特徴です。
 このうち、家の周りを片付けて飛ぶものをなるべくなくすのは基本中の基本ですが、他に飛ぶものとして、瓦や雨どい、そしてテレビアンテナがあります。
 年に1回程度は屋根の点検や雨どいの取り付け、アンテナの固定の確認もしておくと安心です。
 毎年、数はわかりませんが台風は必ずやってくるワケなので、台風シーズンに入る前の天気が良いときに点検をしておくといいでしょう。
 もっとも、熱中症の心配をしておく必要はあるのですが・・・。
 そして、窓には飛散防止用フィルムを貼っておくこと。飛散防止用フィルムが貼られていない場合には、窓ガラスに養生テープなどで即席の飛散防止対策を施した上で雨戸やカーテンをしっかりと閉め、いざというときに備えます。
 窓が破られると部屋の中を風が舞うので、屋根が飛ばされたり家財が飛ばされたりと被害が甚大になります。
 もし窓が割れても部屋の中に風が入ってこないように対策はしっかりと取っておきましょう。