わかっていることとわかったつもりでいること

 コロナ禍が明けつつあり、あちらこちらで防災イベントも再開されてきています。
 こういった防災イベントでは、体験型の訓練も結構な確率で登場しているので、お出かけした際にはぜひ体験してみることをお勧めします。
 訓練でも、実際に体験してみると案外と本番でもどのような行動をとったほうが安全なのかがわかったりします。座学ではあくまでも講義や映像による頭の体験なので、わかったつもりになっていることも多いような気がします。
 体験だけではダメだし、座学だけでもうまくいきません。
 座学と訓練という体験をとおして、初めてわかるのではないかと思います。
 もちろん訓練と本番の状況は違いますが、訓練をしているのとしていないのでは、判断や行動にかなりの差が出ることは間違いありません。
 いろいろと知識を持っているのであれば、訓練や体験もどんどん参加して、いざというときに生き残る判断や行動の選択肢を増やしておくようにしたいですね。