【活動報告】高津川にてカヤック&SUP体験会を開催しました

2024年8月25日。島根県内の益田市や津和野町、吉賀町を流れる高津川の下流部で、出雲のガイナカヤックを講師にお招きし、カヤック&SUP(スタンドアップパドル)体験会を開催しました。
当日は午前中大荒れの天気となり、午前参加予定だった方に午後に移動してもらって天気の回復を待ちましたが、開始と同時に天気が一気に晴れ上がり、蒸し暑い中で5名の方にカヤックやSUPを楽しんでもらいました。
高津川は非常にきれいな川で、水面に近く大きな音も立てないカヤックやSUPはその風景によく合います。
たくさんの人に川と親しんでほしいなと思いながら、今年の開催を無事終わりました。
来年度はどのようになるか未定ですが、できればまたここでさまざまな人に川で遊ぶ楽しさ、そして川の怖さを知ってほしいと思います。
今回講師をしていただきましたガイナカヤックの皆様、参加してくださった皆様に厚くお礼申し上げます。

【活動報告】家族の川遊び体験をお手伝いしました

 2024年8月14日。匹見レストパーク脇の匹見川上流で、2家族にご参加いただき、川遊び体験をしてもらいました。
 ライフジャケットのつけ方を一緒に確認した後は、川に入って好きなように遊んでもらいます。川の生き物を探したり、見つけて捕まえてみたり、岩場から飛び込んでみたり、川を流れてみたり。
 1時間ほどですっかり冷えてしまったので、おやつタイムを挟んで最後は沢登り体験。午前中2時間ほどでしたが、川遊びを満喫してもらえたようです。
 ご家族で川の遊び方を知ってもらえると、その後でも川遊びを安全に行うことができます。参加してくださったご家族がこれから川と仲良くなって遊んでくれるといいなと思っています。
 このたびご参加いただきました皆様に、厚くお礼申し上げます。

【活動報告】かっぱランド安全教室の講師をしました

 2024年8月7日。浜田市三隅町のかっぱランドで、保育園児向けの安全教室を開催しました。
 当日は三隅保育園の園児18人に、ライフジャケットの着方や川の流れ方を体験してもらいました。
 ライフジャケットは、正しくつければ川遊びの頼もしい味方になりますが、着方を間違えると事故が起きます。
 また、もし川に流されたとき、浮き方を知っていれば助かる確率はかなり高くなります。
 危険を感じた時に冷静に行動することは大人でもかなり難しいことですが、今回の体験をとおして少しでも参加してくれた子ども達の安全が確保できればいいなと思います。お声がけいただきました黒沢まちづくりセンターの斎藤センター長様、三隅保育園の皆様に厚くお礼申し上げます。

【活動報告】子供向けキャンプの支援をしました

 2024年7月30日から8月1日にかけて開催された川崎市ふれあいサマーキャンプ。その企画のうち、レストパーク匹見で実施されたキャンプ部分を受託しました。
 当日は28名の子ども達と一緒に、現地にテントを建て、ご飯を作り、寝て、またご飯を作り、撤収するというキャンプの基本を一緒にしました。


 短い時間でさまざまな体験ができるように火起こし、ご飯炊き、おかず作りをそれぞれ担当してもらったり、虫対策をしてもらったり、カエルの上手な捕まえ方を教えたりと、参加した子供たちに全体で、個別でスタッフがそれぞれに支援を行いました。
 至らなかったところもたくさんありましたが、参加してくれた人たちがそれぞれ楽しんでもらえたなら幸いです。
 今回お話をいただきました益田市観光協会様、アウトドアベースSUNPO様、そして参加してくれた川崎市ふれあいサマーキャンプの皆様に厚くお礼申し上げます。

冬の雪遊び

 年末年始にかけて地元の山間部でも雪が積もりましたので、状況偵察を兼ねて広島県の深入山に出かけてみました。
 コロナ禍が落ち着いてきたせいか去年よりも雪遊びをしている人達は少なかったですが、いくつかの家族がそり遊びを楽しんでいました。
 雪山というと寒くて危険というイメージがありますが、装備と段取りさえ間違わなければしっかりと遊ぶことができます。
 普段と違った景色が見られて面白いものですが、行き慣れている里山でも装備が整っていない状態では危険なので、今日はどこでもできる冬の雪遊びを少し紹介してみたいと思います。

1.足跡観察

雪の上には、さまざまな野生動物の足跡が残されています。
都会地の公園や路地裏でも、雪が積もっていると何かの生き物の足跡を見つけることができるものです。
足跡を探し、それがどのような生き物なのかを当てっこするのはとても面白いですよ。
うまくいけば、足跡の主に出会うことができるかもしれません。
足跡探しに夢中になると迷ってしまうこともあるので気をつけなくてはいけませんが、一度はやってみてもいいと思います。

2.ヤドリギ観察

 野鳥の多い地域では木にヤドリギがついていることがありますが、普段は葉で見ることが出来ません。
 でも、冬場は葉が落ちていますので、木についているヤドリギをはっきりと見ることができます。
 運が良ければ、ヤドリギの実も落ちているかもしれません。
 この実はとても甘いのですが、非常に粘っこいので、種を口から出すときに糸を引いたりすることがあります。
 このねばねばで木にへばりついてヤドリギになるのだなということがわかるくらいねばねばしてますので、一度は食べてみてもいいと思います。
 食べるときには、あくまでも自己責任でお願いします。

3.そり遊び

 意外に思われるかもしれませんが、そりは少しの雪でも滑って遊ぶことができます。
 地面が露出しているところではさすがに無理ですが、全体が白くなっていればその上で滑って遊ぶことは可能です。
 滑りやすい傾斜地を見つけることと、滑り降りた後に安全が確保されていること。
 この二点に気をつけて遊んでみると、とても面白いです。
 ちなみに、全体が白くなる程度の雪で大人が滑ろうとしても、大人の重さで雪がつぶれて滑ることができません。
 どこまでなら誰が滑ることができるのか、その境を探すのも面白いと思います。

4.雪だるまづくり

 雪だるまは雪が少量でも多くてもそれなりに作ることができます。
 積もっている雪でどこまで大きなものを作ることができるのかをやってみるのも面白いのではないでしょうか。
 雪だるまを競争で作ると雪の取り合いになることがあるので、複数の雪だるまを作るときには、雪を集める場所をそれぞれ決めておくといいかもしれません。

 少人数でも遊べるような雪遊びを少しだけご紹介してみましたが、イメージが沸くでしょうか。当研究所の冬の自然体験企画もこれらを組み合わせてやっていたりしますので、活動報告や写真を見られたときにこんなことしたのかなと思いながらみていただけるとうれしいです。
 最後に、冬の雪遊びでは濡れると身体を冷やして風邪を引いてしまいますので、遊ぶときには防水・防風のしっかりした、例えばスキーウェアなどを着て、足下を長靴など水の入らない履き物で遊ぶことをお勧めします。
 街の中と自然の中では遊ぶ格好が少し異なるので、そこだけ気をつけて楽しんでいただけると幸いです。