防災に限らず、研究が進んでいる分野ではそれまでの定説が気がついたらやってはいけないことにされていたりということがあります。
習った時点、習った相手によっていろいろなことがさまざまに変わっているので、同じような内容を複数の人に教えてもらって違ったことを言っていると、戸惑ったり困ったりすることもたくさんあるようです。
そういうことにならないように、教える側は最新の知見を得ておく必要が常にあるのだと思っており、かつ異なる話が出たときにそれのどこに問題があったのか、それのどこが正しいのかということをきちんと説明して修正や指導を加えていく。 それができて初めて教わる人達の信用を得てよりよい方向に進んでいけるのではないかと思っています。
特にいろいろとあるなと感じるのが応急処置の部分で、正直なところ、これは教える人の数だけあるんじゃないかと思うくらいさまざまな流派が存在し、その中でも教わる時点によってやっていることが異なっていることが、いろいろとややこしくなっている原因なのではないだろうかと思っています。
どの方法であれ、結果的に命が助かればいいのですが、中には誤った方法にされたものもあったりして、いざというときに自分の知識が正しいのかそうでないのかについて悩んでしまうのではないかと思うことがあります。
最新の知見をたまにはしっかりと確認して、的確にしっかりとより安全な行動を取ることができるようにしたいものだと思っています。