地震のときには安全確保

 能登半島を中心として大きな地震があったようで、詳細がまだわかりませんが、大きな被害がでないことを願っています。
 地震では、とにかく身を守ることが最優先となります。地震そのものでは、心臓が弱い方が驚いて心停止ということでもなければ死ぬことはありませんが、地震に伴って建物倒壊に巻き込まれたり、何らかの落下物などに当たったりすると大けがをすることがありますので、耐震補強や家具などの転倒防止対策はしっかりと行わなければいけません。
 そして、今回の地震でもそうですが何回か連続して地震が起きることもありますので、揺れが収まったら、まずは安全な場所に移動して状況を確認してください。建物内部のお片付けは、安全が確認されてから始めても遅くはありません。まずは安全確保ということを忘れないようにしてください。
 また、万が一に備えて、普段生活しているところや寝ている場所について、誰か知っている人を最低一人作っておいてください。
 もしも建物が倒壊した時、その時どこにいたのかがわかるだけで、救助の速度は格段に上がります。どこにいるのかがわからなければ、建物全体を丁寧に探さなければならないので、時間が非常にかかって助けられるものも助からなくなるので、自分が助かりたい人は自分がいそうな部屋を知っている人に伝えておきましょう。
 安全確保は自分自身で行うものです。自力でする安全確保と、周囲に助けてもらって行う安全確保。
 これから来るかもしれない大地震に備えて、しっかりと準備しておいてください。