2024年1月17日、午後は高津小学校の防災クラブ。
前半、能登地震のお話を少しだけして、寒い時期にどうやって保温するかということで、ごみ袋を使った防寒着づくりをやってみました。
毎年いろいろな防寒着ができるのですが、今年の流行は袖付き。
そしてポケット付きとなったようです。
部屋を暖めることも大切ですが、身体が作った熱を逃がさないこともとても大切です。空気を遮断できるゴミ袋は、体の内部の熱をそのまま閉じ込めてくれるので、思った以上に暖かいものです。おしゃれに、個性を出しながら、しっかりと暖かいものを作り上げていく子ども達。
いざというときに思い出してほしいなと思います。
今回参加してくれた子ども達、そして担当の先生に、こころから感謝します。
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【活動報告】青原小学校避難訓練を見学しました
2024年1月17日、津和野町立青原小学校にて、地震からの避難訓練について見学させていただきました。
生徒さんの数は少ないですが、淡々と、そしてきびきびと準備し、避難している光景はいざというときにも大丈夫だろうなという安心感を持たせてくれるものでした。
もちろん絶対ということはありませんので、引き続きしっかりとした訓練は必要だと思いますが、身を守るための避難訓練が校風になるような学校になればいいなと思います。
また、見学後には管理者である校長先生、教頭先生から山のような質問もいただき、知っている事例を交えながら、わかる範囲で一生懸命こちらも説明させていただきました。
避難訓練実施後に管理職の方から詳細な意見を求められることはほとんどないので、正直なところ驚くやらうれしいやらです。
引き続きできる範囲にはなりますが、関りを持っていけたらいいなと思っています。
この度見学を快くさせてくださいました青原小学校の皆様に、こころから感謝します。
【活動報告】川登保育園で職員向け防災研修会を開催しました。
2024年1月13日に益田市の川登保育園で職員様向け防災研修会を行いました。
災害後の被災地の復旧は、学校、介護施設、保育施設がどれくらい早く再開できるかでその速度が決まってきます。
施設の災害対策は当然として、職員様とそのご家庭の安全確保が施設の再開に影響を与えることを研修会ではお話しました。
いざというときに備えて、全ての人が自分が、そして家族がどう動くのかを決め、お互いに把握できるようにしておきたいですね。
お声がけいただきました川登保育園様に、こころからお礼申し上げます。
【活動報告】初めての防災キャンプ冬の陣を開催しました
去る11月4日から5日にかけて、益田市の北仙道公民館様で「初めての防災キャンプ冬の陣」を開催しました。
今回は男の子6名、女の子10名、合計16名の子が、益田市、江津市、浜田市、津和野町から集まってくれて、1泊2日の防災キャンプに挑戦しました。
ゲームや工作、火起こし、ご飯づくりと盛りだくさんのメニューでしたが、参加してくれた子ども達はみんな楽しそうに活動をしてくれていました。
避難所に限らず、災害後にはいかに自分の生活の質を落とさないかということが重要となります。
一度やってみて経験しておくことで、いざというときにも困らなくて済むのではないかという思いでこのイベントを行っているのですが、参加してみるといろいろと思うこともあったようです。
初めて出会う子ども達が、それぞれの個性を認めてそれぞれに楽しんでいるのは、正直なところちょっと意外でしたが、無理やり一緒に遊ばせなくても仲良くなることはできるのだなと思いました。
また、今回は災害時に安心して給電する方法を知ってもらうということで、島根トヨペット益田店様からハイブリット車の派遣をしていただき、実際に一升炊きの炊飯器を車の電源で炊いてみました。
また、ふろしきワークショップをfuwariito様にやっていただき、災害時に一枚の布を使ってどのようなことができるのかも体験してもらいました。
当研究所だけではできないさまざまな体験を、それができる方にお願いし、子ども達の体験や経験を積ませていければと考えており、さまざまなところと連携できればという思いで活動をしています。
参加してくれた子ども達、今回お世話になりました島根トヨペット益田店様、fuwariito様、陰で調整に動いてくださった損保ジャパン様、参加を許可してくださいました保護者の皆様に厚くお礼申し上げます。
【活動報告】よつばキッズスクール様でチリモン図鑑づくりを行いました
2023年10月21日に益田市のよつばキッズスクール様で、チリモン図鑑づくりを行いました。
ひと頃流行ったちりめんモンスターで図鑑を作るというもので、子ども達には割と楽しんでもらえるプログラムです。
当日は13名の子ども達が判定用リーフレットを見ながら種類を特定して図鑑を作成していきました。
種類がわからないものはスタッフや先生方に聞いたり、図鑑を開いて確認しながらの作業。なかなか種類の特定が難しく、周りの子や先生たちと相談したり図鑑を調べたりしながら、あっという間の1時間でした。
今回は諸般の事情で急きょよつばキッズスクール様に開催をお願いすることになったのですが、担当の先生の快諾によって助けていただきました。
今回参加してくれた子ども達と、よつばキッズスクール様に厚くお礼申し上げます。
【活動報告】「みんなで楽しくまなぼうさい!」のお手伝いをしました
2023年10月14日に山口県萩市の萩市立児童館を中心に開催された「みんなで楽しくまなぼうさい!」のお手伝いをしました。
元々は理事長の個人的な趣味でお手伝いに出かけたのですが、人員が足りないということで遊びに来てくれた当研究所の会員さんに急きょ応援をお願いし、当研究所もイベント参戦という感じになりました。
担当部署は「煙中体験」。テントに煙を充満させてそこからできるだけ煙を吸わずに出口まで通り抜けるというもので、火事などのときに実際に煙に巻かれるとどんな感じになるのかを体験する施設です。
今回はわくわくキッズフェスタ2023と同時開催ということもあって、小さな子から高齢者の方まで、総勢450名を超える方に煙中体験をしていただくことができ、楽しみながら災害対応力を学ぶという目的が達成できたのではないかと思います。
萩では比較的さまざまなイベントで防災の普及啓発に取り組んでいるようですので、また機会があればさまざまな形でお手伝いしたいと思っています。
お手伝いさせてくださった萩子どもセンター様、萩市防災危機管理課様、一緒に活動してくださった皆様、そして体験に参加してくださった皆様に、厚く御礼申し上げます。
【活動報告】防災体験会の講師をしました
2023年9月2日に益田市のスカイファームで開催された「家族みんなでぶどう狩り&遊んで覚える防災体験」の防災部分の講師をしました。
当日は中国労働金庫益田支店様のご依頼で、地震の話、防災ゲーム「地震がきたぞ!」、そしてアルミホイルとラップを使った容器を作る40分の体験会でした。
屋外で小さな子供さん連れが多いこともあって、座って聞くのではなく、実際に体を動かす体験会をやってみました。
最初は遠慮気味だった参加者の皆さんでしたが、防災ゲームではたくさんの人が参加してくれて、にぎやかなゲームができました。
防災体験会の後にぶどう狩りが控えていたので、ぶどう狩りで食べたぶどうの皮を入れるアルミホイルの容器を作り、酸で溶けないようにラップをかけて、実際にぶどう狩りで使ってもらいました。
蒸し暑い中、参加してくださった皆さんにはぶどう狩り前に、ちょっとだけ防災のことを知ってもらえたかなと思います。
今回参加してくださった皆様、そしてお声がけいただきました中国労働金庫益田支店の皆様、ご協力いただきました益田地区労働者福祉協議会の皆様にお礼申し上げます。
【活動報告】大田市に災害ボランティア派遣を行いました
令和5年7月の大雨による災害で、島根県大田市では家の裏や床下浸水などしたおうちがあったようで、発災当時はわからなかった被害が徐々にわかってきているようです。
それに伴って、大田市社会福祉協議会では災害ボランティアセンターを立ち上げ、被災家屋の災害支援を行っています。
石西防災研究所では災害復旧支援ということで、8月2日に開催された災害復旧ボランティアに2名派遣し、微力ながら災害復旧のお手伝いしました。
15分活動しては15分以上休憩という過酷な暑さの中大勢の参加者に混じって、崩れた崖の土砂を運びだしたり、土砂の入った土のうをダンプの上で解体したりといった作業をさせてもらいました。
今後も活動は続くようですので、お近くの方、ご都合のつく方はご参加いただければと思います。
また、大田市社会福祉協議会ではAmazonのほしいものリストによる飲料の寄付も受け付けています。
数時間で驚くくらい飲み物が消費される状況下ですので、現地に行けない方はこちらでお手伝いいただければと思います。
当研究所でも、会員の都合が合うときに開催があれば、また対応していきたいと思っています。
開催日や開催場所など、詳しくは大田市災害ボランティアセンターのウェブサイトをご確認ください。
ボランティア募集情報(8月2日現在)(大田市社会福祉協議会のウェブサイトへ移動します)
大田市ボランティアセンター飲料水ご寄付のお願い(アマゾンのウェブサイトへ移動します)
【活動報告】外国人の方向け防災イベントの講師をしました
2023年7月30日に益田市の人権センターで開催された災害時外国人サポーター養成研修&防災イベントの防災イベントの講師として外国の方向けに災害についてのお話をさせていただきました。
当日は40名を超える方にご参加いただき、災害時外国人サポーター養成研修に参加された方たちと一緒になって、防災クイズや避難所でのお困りごと相談などを体験してもらいました。
意外に知られていないのですが、当研究所のある益田市にもいろいろな国の方がいろいろな形で仕事をしています。
ただ、普段は仕事以外では日本人との接触はあまりないことや、地域を見て回ることなどはあまりないようで、なかなか地域の情報、特に防災関係はうまく届いておらず、何をどうしたらいいのか、それ以前にどんな災害があるのかもわからないという方が多いようで、今回はそういった方向けに災害の種類や地震のときの身の守り方、ハザードマップの見方について初歩的な説明をしました。
参加された皆さんは和気あいあいと言った空気の中でも真剣に考えたり調べたりしてくださり、密度の濃い時間になったのではないかと思います。
外国の方向けの防災研修会は初めてだったのですが、普段使っている資料が案外とわかりにくいことがわかったり、伝え方に工夫が必要なことなど、今後の当研究所の研修会に反映できそうなことをたくさん学ばせてもらいました。
ひょっとしたらこういった需要があるのかもしれませんので、当研究所ではご要望があれば引き続き外国の方向けの防災研修会も開催したいと思っています。
今回お声がけくださった益田日本語ボランティアグループともがき様、そして災害時外国人サポーター養成研修を毎年企画されているしまね国際センター様にお礼申し上げます。
【お知らせ】安全講習会を開催しました
2023年7月19日、浜田市三隅町の黒沢公民館で、イベント運営及び水難事故防止のための安全講習会を開催しました。
この講習会は今年の8月11日に4年ぶりに開催されるかっぱランド夏祭りを運営する黒沢まちづくり委員会様から、久しぶりにイベントを開催することから、改めて事故防止のために必要なことを知りたいというご依頼で開催したものです。
当日は30名近くの方にご参加いただき、30分に渡ってイベント運営と水難事故防止に必要な注意点について説明をさせていただきましたが、どなたも真剣な表情で聞いて下さり、その後に開催されたイベント運営のための各部会でも、講習の内容を反映したお話をしていただいたようです。
実際にイベントを行う前に会場や川の安全点検や監視体制、人員配置などもされているし、過去に起きたさまざまな出来事とその対応の蓄積もきちんとされているのですが、今回、それを理屈づけたことでいろいろと納得がいったというありがたいお話もいただきました。
今年は新型コロナウイルス感染症による規制がない夏となり、あちこちで過去に開催されていたイベントが一斉に再開されています。
ただ、お休みしていた期間があれば、当然さまざまなことが忘れられていたり、できなくなっていたりすることもあると思いますので、こういった講習会で過去にやっていたさまざまな出来事や体験、経験を思い出していただき、本番で事故が起きないような体制はとれるはずです。
過去からの経験値だけでなく、一般的な注意点をもう一度確認していただき、参加者が楽しめる思い出作りができる場所を作っていただければと思います。
なお、このかっぱランド夏祭りは8月11日に浜田市三隅町下古和にある黒沢公民館を中心に開催されます。
家族連れでも楽しめるイベントを、地元のおじちゃんおばちゃんがいろいろと準備してくれていますので、お時間のとれる方はぜひ覗いてみてください。
また、お手伝いスタッフも募集されていますので、興味のある方は一緒に活動していただければと思います。
このたびお声がけいただきました黒沢公民館の齋藤館長様はじめ、黒沢まちづくり委員会の皆様に感謝いたします。
いいね。黒沢(黒沢公民館のFacebookに移動します)
【かっぱランド夏祭り】川遊び・見守りお手伝いの募集‼(ふるさと島根定住財団のウェブサイト「しまっち!」に移動します)