2024.5.21。午後は浜田市のみのり第二保育園様の職員研修会にお邪魔しました。
今回は講義ではなく、日ごろ疑問に思っている災害対策のあれこれをいろいろと話してみようという防災カフェ形式で、あらかじめいただいた疑問に対して答え、話を広げていきました。
保育園など、社会を支えている施設は、普通のところよりもより速い復旧が求められますが、それを実現するためには、施設職員さんの家庭の災害対策がしっかりとできている必要があります。
家族やおうちの安定があって、初めて安心して仕事ができる。
根性論ではなく、きちんとした備えをしてくださいとお願いしたら、その後お住いの地域での避難や準備など、保育園のみならずご家庭の安全確保についても話がでていました。
ちょうど保育園の非常用持ち出し袋の更新時期で、どうやって運ぶのか、何を持っていくのかについて研修会の後で意見交換されたと聞き、とてもうれしかったです。
防災は、普段の生活の延長線上にあります。職場だけでなく、家庭だけでなく、自分の生活を中心にして準備をしてもらえればと思っています。
今回お話をいただきましたみのり第二保育園の渋江様はじめ、ご参加いただきました先生方に厚く御礼申し上げます。
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【活動報告】中学生向け防災教室の講師をしました。
2024.5.21。浜田市の浜田第三中学校の一年生の皆さんに総合的な学習の時間として防災教室をやらせていただきました。
当日は実際に体を動かしてもらう内容を主に、地震時に身を守る姿勢や、避難所と避難場所の考え方、収容人員の違いなどを体験してみてもらいました。
途中で説明が長くなって退屈させてしまうところもあり、今後の中学生向けのプログラムについて検討が必要な部分もたくさんありましたが、伝えたことの一つでも生徒さんに残ってくれているといいなと思います。
次回は6月に、図上演習や実際の避難所設営を行ってみたいと思っています。
今回お声がけいただきました浜田第三中学校の阿部先生、ご紹介くださいました長浜公民館の長谷川様、そしていろいろな質問で盛り上げてくれた生徒の皆さんに心から感謝します。
【活動報告】高津小学校の防災クラブを開催しました
2024.5.15。益田市立高津小学校で今年度初の防災クラブがありました。
顔ぶれも変わって、防災ってなんだろう?、という子たちが参加してくれています。
最初は、地震と身の安全の守り方。
机の下に隠れる方法、台車による横揺れ体験。そしてダンゴムシのポーズを、それぞれ必要なシーンを考えながら実際に動いてみてもらいました。
今年は体を動かすのが好きな子が多いようなので、体験型で防災クラブをやってみたいと思っています。
参加してくれた子供達、担当の先生、そして支援に入ってくれたスタッフに、感謝します。
【活動報告】研修会「マイタイムラインを作ろう」を開催しました
2024.5.11。益田市民学習センターで研修会「マイタイムラインを作ろう」を開催しました。
マイタイムラインというと意味がわからんというかたもおられると思いますが、災害が起きるまでに時間があって対応ができる水害や台風などへの時系列の備えをあらかじめ決めておくことで、これがあると抜けなく落ちなく、確実に安全が確保できるという行動計画書のことです。
参加者はお一人でしたが、備えることができる災害には、準備して備えるということが伝えられたなら良いなと思っています。
今回ご参加くださった方に、こころから感謝します
【活動報告】防災研修会「逃げ地図を作ろう」を開催しました
2024年4月12日に益田市の市民学習センター103会議室で防災研修会「逃げ地図を作ろう」を開催し、3名の方にご参加いただきました。
逃げ地図とは、災害の発生が予測されるときや発生後に避難する際、事前に安全な避難経路を想定して逃げるための道を決めておくためのものです。
この地図を作るためには、ハザードマップの確認や防災マップを作って地域の安全な場所や危険な場所を確認したうえでの作業が必要となります。
今回は前段の作業を省いてしまったためわかりにくかったと思いますが、実際にやってみるとそんなものかと思われるような内容だと思いますので、災害のときには避難する必要がある方は、ぜひ一度作ってみてください。
今回ご参加いただきました皆様に厚くお礼申し上げます。
【活動報告】能登半島地震被災地で炊き出し支援を行いました
2024年4月9日から11日の3日間、石川県志賀町にある富来活性化センターで能登半島地震で被災された方への昼食炊き出し支援を行いました。
4月9日は雨天の中でしたが、益田市匹見町や津和野町などで食べられている郷土食の「うずめ飯」と「大根のはりはり漬け」を105食提供。
4月10日は「ひじきご飯」と「塩ちゃんこ鍋」を102食提供。
最終日の4月11日はばら寿司と石川県七尾市産のもずくを使ったもずくの澄まし汁を111食提供しました。
遠路参加してくれたスタッフの皆さん、さまざまな形で支援してくれた皆様に、厚く感謝します。ありがとうございました。
3か月経って、現地報道はかなりされなくなってきていますが、まだ復旧にすら手が付けられていない状態の被災地と、何もなかったかのように観光客でごった返していた金沢のギャップ。
いろいろな意味で驚き、そして何かできないかを考えさせられる支援となりました。
今の状況が長引けば、第2陣以降の災害復旧支援を実施する必要があると考えていますので、引き続きご支援をよろしくお願いします。
なお、本事業を行うに当たっては多くの方にご寄付を頂戴し、また、日本財団様、中国ろうきんNPO寄付システム様の災害枠の助成を受けて実施することができました。重ねてお礼申し上げます。
【活動報告】岩瀧寺ウォーキングで募金&広報活動をしました
2024年4月7日。江津市の岩瀧寺様で開催された岩瀧寺の滝ウォーキングというイベントで、防災知識の普及活動に併せて、4月9日から当研究所が実施する能登半島地震炊き出し支援の募金を行いました。
当日は多くの方にご協力いただき、おかげさまで9,155円のご寄付をいただくことができました。
波積地区托鉢浄財寄付者ご一同様からはお米の提供もいただき、現地での支援活動をしっかりと行っていきたいと思っています。
ご協力いただきました皆さま、そして今回お声がけいただきました岩瀧寺の皆様にこころからお礼申し上げます。
【お知らせ】防災ディキャンプをしました
2024年3月27日に、益田市の水防センターをお借りして、益田市の民間学童施設よつばキッズスクールの子ども達と一緒に防災ディキャンプを行いました。
当日は消防団に配属される新型の消防車が届いたということで、その車を見せてもらうところから始まり、ゲームでしっかりと体を動かしてから、ポリ袋を使ったご飯炊きを行いました。
その後、炊けるのを待っている間は横揺れ体験やブロック塀体験をし、実際に地震が起きた時がうまくイメージできるようになるといいなと思います。
ご飯が炊きあがったところで、よつばキッズスクールで育てた大根を使った大根ステーキを作り、炊きあがったご飯はカレーをかけて、カレーライスと大根ステーキを昼食にして食べました。
その後はお片付けをして終わったのですが、子ども達は興味をしっかりと持って楽しんでくれていました。
長期休みになると、学童保育でも子供をお預かりする時間は長くなり、どのようなことをやるのか頭を悩ませることも多いと思います。
こういった防災ディキャンプがその手助けになればいいなと思います。
今回この企画に乗ってくださったよつばキッズスクールの先生方、会場を貸してくださり、当日は消防車まで見せてくださった益田市消防団の皆様、そして、参加してくれた子ども達に、心から感謝します。
【活動報告】リモートによる防災研修会を開催しました
2024年3月16日に三重県津市のコミュニティプラザ川合様とオンラインで結んで、防災講座の講師をさせてもらいました。
連続3回の講座の最終回で、「避難所を作ろう!」をテーマに、図面を見ながらどんな部屋をどこに確保するか、動線をどうするかなど参加者の皆さんでいろいろと考えてもらいました。
今回は初めての連続リモート講座ということで、いろいろとわかりにくいところがあったのではないかと思いますが、熱心に参加してくださった皆さまのおかげで、無事に終了することができました。
お声がけいただきましたコミュニティプラザ川合の皆様、間を取り持ち、当日も現地支援してくださいました子供教室ミラコロの皆様、そして参加してくださった皆様に厚くお礼申し上げます。
【活動報告】防災カフェを開催しました
2024年3月15日に益田市高津にある連理松センター様で、高校生のお二人に防災についてお話をさせてもらいました。
お一人は食、もう一人は医療と防災について調べているそうで、防災についての質問を受けました。
あちこち飛んでまとまりのない所長の話を聞くのは大変だったと思いますが、お二人ともしっかりと話を聞いてくれました。
今後の研究がうまくまとまることを願うと同時に、引き続きできる範囲での支援ができるとよいなと思っています。
この度高校生の皆さんとのご縁を作ってくださった連理松センターの職員様に、厚くお礼申し上げます。
また、こういった調査研究のお手伝いもやりますので、興味のある学生さんがいれば、声をかけてみてくださいね。