機械が水没したら

 水害が発生すると、避難ができなかった車や農機具が水没してしまうことがあります。これらの機械が水没したら、外見では問題ないように見えても絶対に触らずに整備工場にまずは連絡をしてください。
 水没したら、エンジン式のものは吸排気口から内部へ水や泥水が浸入しています。一見異常が無いように見えて外回りの泥を落としてきれいにしても、内部にはたくさんの泥や水が溜まっています。
 そんな状態ではまずエンジンはかかりませんし、動かすためのいろいろな部位にくっついた泥で、内部ががりがりに引っかかれてしまって使い物にならなくなります。
 また、バッテリー式のものはもっと危険で、うかつに触ると感電したりすることもあります。特にハイブリット車は絶対に触らずに整備工場の指示に従ってください。
 いずれにしても、専門家が解体整備することで復旧することもありますので、諦めずにまずは点検をしてもらってください。
 ちなみに家電製品は水没すると確実に駄目になっていると考えで間違いありませんので残念ながら処分することになります。
 もしも見た目に異常が無いからといってすぐに使おうとはせず、必ず専門家に点検してもらってから使用を開始することを忘れないでください。