頭と足の裏を守る

頭と足の裏を守るポーズというと、こんな感じ?

 地震で守るべき場所として必ず挙げられるのが頭です。
 腕や足を怪我しても生き残るための判断や行動はできますが、頭を怪我してしまうと行動不能に陥ってしまうからで、頭に物がぶつからないように防御姿勢を取ることが基本になっています。
 そして地震の後ですが、筆者は足の裏を守ることを推奨します。
 というのも、大きな地震の後は家の中にはさまざまなものが散乱しています。
 また、外にいてもガラスや倒壊した建物などで道もかなり危険になっていると思います。
 頭を守ることは引き続きの基本ですが、安全な場所への避難は、足が動くことが前提になり、特に足の裏を怪我してしまうと、足の他の部分が無事でもまともに移動ができなくなってしまいます。
 屋内では、破片から足を守るために屋内シューズ、せめて靴下屋やスリッパは履きたいですし、屋外では足元がはっきりしている場所を選んで移動することと、できれば靴の中に安全中敷きを入れておきたいものです。
 体のどこを怪我しても困るのは困るのですが、頭と足の裏、これを守ることを意識しておくといいと思います。