災害に備える備蓄、何がどれくらいいる?

 災害に備える備蓄はいろいろ取り混ぜて最低3日分、できれば一週間分は備えておいて欲しいというのが最近の流行です。
 年を経るごとに備蓄量が増大している気がするのですが、ともあれ、実際に備蓄しようとすると何がどれ位いるのかピンとこないというのはよくあることです。
 そのため、準備ができていないという方も多いのでは無いでしょうか。
 今日ご紹介するのは、そういうときにとりあえず何をどれ位用意すればいいのかの目安になる数字を出してくれるウェブサイト。
一つは東京都が運営している「東京備蓄ナビ」(https://www.bichiku.metro.tokyo.lg.jp/)です。
 家族や性別、年齢構成などを入力すると必要量をはじき出してくれます。どれくらいの期間に備えた数字なのかがわからないのが難点ですが、とりあえず何を準備したらいいのかという一つの目安になると思います。
 次は日本気象協会が運営している「トクする!防災」(https://tokusuru-bosai.jp/info/info_list.html)です。
 備蓄品が一覧表になっており、年齢や性別ごとにどのようなものが必要になるのかが書かれています。また、備蓄にまつわるクイズもあるので挑戦してみてもいいと思います。
 「トクする!防災」のアプリでは「わが家の備蓄計画」や「わが家の避難計画」などもあり、家族の人数などを入れることで避難計画や備蓄計画について確認することもできます。
 他にも東京海上日動のウェブサイトには非常食や水の数量の確認ができるページがあったり、「本当に必要とされた備蓄品」などというタイトルで読み切れないくらいたくさんのウェブサイトを確認することができます。
 表示される必要量を見ると、ひょっとしたらびっくりされる数量になっているかもしれませんが、これは全てを一切の補給なしに自前で乗り切ろうとした場合の数字ですから、田舎で田畑や倉庫、井戸などでさまざまなものを手に入れる環境にあるのならば、その環境に応じて適宜修正すれば良いと思います。
 まずは計算してみて、とりあえずの数量を知っておくこと。
 準備はそこから始まります。