ペットボトルと食中毒

 暑くなってくるとペットボトルや水筒が手放せなくなってきます。
 ここ最近は非常に高温になりやすくなっていますが、中途半端に直飲みしたジュースのペットボトルを炎天下に放置して再度飲もうとしたら味がおかしくなっていた経験はありませんか。
 これは直飲みしたことにより、口の中にいるさまざまな菌がペットボトルの中で増殖したためで、飲んだ後に変な腹痛や下痢がもし起きたとしたら菌で汚染されたペットボトルのジュースを飲んだためと思われます。
 缶ジュースや紙パックのものであれば温度管理にかなり気を遣うと思いますが、蓋のできるペットボトルは蓋ができるので無意識に衛生的だと思ってしまうようです。でも、一度蓋を開けて口をつけたペットボトルは缶や紙パックと同じような衛生管理が必要なので気をつけないといけません。
 特に夏場の被災地では避難者やボランティアなどにこの症状が起きやすいため注意が必要です。
 一度に飲みきれないのであれば、直飲みでは無くコップに移す。蓋を開けたペットボトルはクーラーボックスなどで温度管理をする。または一度に飲みきれるだけの小さいサイズのペットボトルを使うなど、あなたの体調を維持ずるためにも、ペットボトルの取り扱いには十分注意するようにしてください。
 ちなみに保冷のきく水筒でも同じことが起きますから、直飲みするタイプのものを使っているのであればしっかりと冷やし、水筒を置くときは日差しを避けるなど中の温度が上がらないような管理をするようにしてくださいね。