地震で被災した後、家の復旧時に必要にして手に入らなくなるものの一つにブルーシートがあります。
建設現場などで使うことが多い青色のビニールシートで、被災した家屋の屋根や壁などの応急修理に必ずと言って良いほど登場します。
大阪北部地震などで屋根にブルーシートがかかったたくさんの家を覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
避難所の場所取りや間仕切り、屋根や壁の応急修理資材、場合によっては仮設テント、家の中のものを一時避難させるための仮置き場など、使おうと思うといくらでも用途があるので大規模災害になると数ヶ月程度は手に入らなくなることもありますが、家屋の応急修理では早さが必要となります。屋根などは、雨が降る前にブルーシートをかぶせて雨漏りしないようにしておかないとそこから入ってくる雨や湿気で家が駄目になってしまうこともありますから、屋根を覆えるくらいのブルーシートは備蓄しておいた方がいいでしょう。
ただ、このブルーシート、基本は消耗品ですので数年もすると劣化していくことがありますから、なるべくしっかりとしたものを光の当たらない劣化の進みにくいところに保管するようにしましょう。
また、ブルーシートは水害時に土のうと一緒に使うことで応急的な水害対策もできますので、やり方を知っておくと浸水対策時に助かると思います。
なお、ブルーシートについては以前触れたことがありますので、そちらを参照していただければと思います。
これからの季節、水害はあまり心配しなくてもいいかもしれませんが、大きな災害が起きる前に準備しておきたいですね。