吉賀町で作っている非常食のご紹介

 非常食というと乾パンやアルファ米が有名ですが、缶詰のパンも存在しています。
 パン・アキモトさんのパン缶が有名ですが、これは阪神淡路大震災のときの経験を元に作られたそうで、今ある缶詰パンの元祖といえるかもしれません。

 ところで、先日地元のスーパーで見たことのないパンの缶詰がパンコーナーの端っこに置かれていることに気づきました。種類は3種類。保存期間は5年ということで、アルファ米と同じくらい保存ができるようです。

販売者ではなく製造者になっているため、このパンの缶詰はよしかの里で
製造されていることがわかる。

 製造元は、「よしかの里」さん。島根県吉賀町にあるNPO法人です。
 販売元ではなく製造元ということなので、「よしかの里」さんで製造していると思われます。
中国新聞デジタル版の記事によると、2019年11月から製造を開始しているようで、製造前には製造するための機械の導入でクラウドファンディングもされていたようです。1個460円という値段は、パンの非常食としては割とお手頃だと思います。
 ウェブサイトに写真は出ているのですが、残念ながら現在ネット通販はされていないようです。ただ、ウェブサイトに掲載されている連絡先から調達はできるかもしれませんので、興味のある方は連絡してみてはいかがでしょうか。

非常食にはお約束の伝言ダイヤルのかけ方も記載されている。
下の部分には吉賀町の名前とロゴ(?)も載っている。
缶切り不要で缶が開けられるようになっている。

 また、もし近くのスーパーや道の駅で見つけたら、ぜひ一つ買ってみてくださいね。
 ちなみに、調達はしましたがいろいろあってまだ実食していません。また実食したらどんな感じなのかをご報告できればと思います。