防災ポーチと氷砂糖

 防災ポーチはいざというときに役立つ小道具の入っているポーチで、普段持ち歩くカバンなどに入れておくものです。
 この中に備えるもの一つに、疲労回復やエネルギー補給、リラックス効果を期待できるあめ玉というものがあります。
 黒飴やカンロ飴、フルーツ飴など、人によってお好みのものを準備すればいいのですが、入れっぱなしにしておくと、賞味期限が切れてしまったり、溶けたりという問題が起こります。
 普段あめ玉を食べる習慣のある人は勝手に入れ替わっていくので問題ないと思いますが、あまりあめ玉を食べないような人だと、食べようとしたときにはその飴がとんでもないことになっていることも充分あり得ます。
 かくいう筆者も、最初作った防災ポーチにカンロ飴を入れたら溶けてしまってポーチが駄目になってしまったという苦い経験を持っています。
 そこでお勧めするのが氷砂糖。
 この氷砂糖、じつは賞味期限がありません。高温多湿を避けて密閉しておけば、半永久的に食べることが可能なものです。
 砂糖そのものなのでエネルギー量もそれなりにありますし、しっかり甘く、そして唾液を出すことでのどの渇きを一時的に癒やすこともできます。
 個包装のものを見つけるのはなかなか難しいかもしれませんが、数個をまとめてジップロックなどに入れておけばとりあえずは大丈夫だと思います。
 最近ではあまり食べなくなった氷砂糖ですが、食べてみると意外とやさしい甘さでストレス解消にもなると思います。
 作った防災ポーチに入れるアイテムの一つとして、考えてみて下さいね。