【活動報告】自然体験会(初夏)を開催しました

 去る6月20日、みと自然の森で会員向けに自然体験会を開催しました。
 急遽の開催となったため、参加いただけたのが会員の一部になってしまったのですが、みと自然の森で川遊びをしました。
 ここの川は益田川の上流部になるのですが、地形上、雨が降ると一気に増水してしまうことがあります。
 そういったときにどう対処するかについて、空や山、川の様子を見ながら少しだけ説明し、あとは水遊びの時間。

川には何がいるかな?

 ちょうど川魚を見つけてしまって、子ども達は一気に捕獲モードに!
 2時間弱でしたが、たくさんの魚を捕まえていました。

網で魚掬い。上手に交代して魚を狙う。

 地元では「ドロバイ」と呼ばれるタカハヤ。結構すばしっこいのですが、彼らにとっては遊べる獲物だったようです。

捕まえたタカハヤ。時期的な問題か、まだそこまで大きいのはいなかった。

 食べても割とおいしい魚(あくまで主観です。そして骨はとっても硬い!)ではあるのですが、サイズが小さかったのでリリース。

石垣にいた蛇を捕まえる。

 他にも石垣に蛇がいたり、カエルが鳴いていたりと、のんびりした空気の中でちょっと早い夏の川遊びを堪能しました。
 参加してくれた会員の皆様にこころから感謝いたします。

飛散防止フィルムを貼ってもらった

 災害時には窓ガラスが割れて飛散して怪我をするということがよく起こります。
 最近では強化ガラスやペアガラスなどが主流になり、窓ガラスの強度自体はかなり上がっているのですが、それでも被災地に行くと割れたペアガラスや砕けた強化ガラスを見ることがあり、飛び散らないような加工は必要だなと感じています。
 特に、古い家屋では窓ガラスはさほど強度が無いので、住人を守るためにも飛散防止フィルムを貼っておいた方がいいと思います。
 割れても破片で怪我しないように、フィルムは部屋の内側に貼ることが大切です。そして、できるだけ空気やしわができないように丁寧に貼ること。
 そうすることで強度も上がりますし、見た目もきれいです。
 ただ、一つ問題になるのは、ガラス面が大きくなればなるほどうまく貼れなくなること。飛散防止フィルムはのりがついていて、それをガラス面にくっつけることでガラスの飛散を防ぐ構造になっています。ですが、のりの面をガラスにくっつけて貼り付けていこうとすると、風が吹いたりまくれたりして、のり面同士が貼り付いたり。一度くっつくと簡単には剥がれませんし、剥がれた場所はしわしわになってしまいます。
 というわけで、今回は飛散防止フィルムを貼るのに専門家に来てもらって、貼り方を教えてもらうことにしました。
 来ていただいたのは益田市美濃地町で「キラク内装」という内装屋さんを経営をしている澤木さん。
 さっそく貼り方について教えてもらいました。
 澤木さんによると、ポイントは次のとおり。

1.可能な限り、窓は取り外して作業する
窓を取り外して採寸する。原寸あわせだとフィルムが痛むので、計って切ってからの貼り付けとなる。
2.できるだけ窓の寸法に近いサイズでフィルムをカッティングしておく
一回りくらい大きめにカット。大きすぎると邪魔になり、小さいとカットが難しくなる。
3.窓ガラスの貼り付ける面はきれいにしておく
4.のり面どうしやガラスの変な場所にくっつかないように、石けん水をガラス面にしっかりと霧吹きで吹いておく
使用する石けん水の分量は、1リットルの水に対して合成洗剤1滴程度。それでのりの接着効果はきちんと止まるし、ガラスに貼った後に石けん汚れは出ないとのこと。
5.丁寧に貼り合わせ、空気や水はゴムべらを使って丁寧にしっかりと除去する

 いうことで、大きい窓ガラス4枚を1時間半程度で貼り終わってしまいました。

貼り終わったところ。肉眼では見えなかったが、フィルムの反射で一部が虹色になっている。


 作業工賃はそれなりにかかりますので全部を頼むわけにはいかないかもしれませんが、きれいでしっかり、手間なしでできる災害対策なので、風の当たる面や不安な場所だけでも専門家に貼ってもらうという選択肢もありではないかと思います。
 また、もし自分で貼られるときには、ポイントに注意すればそれなりにうまく貼れると思いますので、DIYでも上手に貼ってみてくださいね。

 キラク内装の澤木様、ご協力いただきありがとうございました。

防災グッズと日用品

非常用持ち出し袋の一例。家にあるものだけでも、実は結構作れたりする。

 防災のお話をしていると「防災グッズは高い」「場所を取るから用意できない」といった御意見をいただくことがあります。
 確かに御意見はごもっともです。防災グッズは汎用品に比べるとかなり割高ですし、普段使わないものを保管するのに場所も必要です。
 ただ、防災対策だから防災グッズで全て揃える必要はまったくありません。
 例えば、防災訓練などでよく出てくるアルファ米は軽くて大量に保管が出来、賞味期限も長く設定されています。
 その分1食あたりの単価は高くなっているのですが、これをご家庭で備蓄しておく必要があるかどうか。
 もちろんあるに越したことはないのですが、食べ慣れないアルファ米よりも普段食べている米を準備しておく方が負担も少ないですし更新も忘れずにできます。
 行政機関がアルファ米を整備しているのは、災害時にいきなり大量の食事を提供しなければならない状況が存在しているから。家で普段食べたり飲んだりしているのなら、何も無いという状況は少ないと思いますから、家にある食品を備蓄として上手に使えばいいだけの話です。
 水も同じで、個人宅では長期保存水を備蓄するよりも水筒や空のペットボトルを準備しておいて、災害時にそれに充填するようにしておけば用は足ります。
 必要なのは、全てを災害用として準備するのではなく、どこまで日用品を転用できるのか、どれは防災グッズとして専用で準備しておかないといけないかという交通整理です。
 日常生活で使っているものは殆ど災害時にも使うことができます。悩むのはトイレくらいではないでしょうか。
 トイレに関しては、普段から携帯トイレや非常用トイレを使って生活している人はいないと思いますので、いざというときに備えて防災グッズとして準備しておく必要があると思います。
 逆に言えば、それ以外は普段の生活の中にあるものを転用すればなんとかなるということです。
 普段の生活で使っている消耗品を少しだけ多く準備しておくことで、専用の防災グッズを買わなくても済みます。
 普段使いのものをどうやったら災害時に利用することができるのかを考えてみることも、災害対策としては面白いと思いませんか。

防災用猪まるごとリゾットを食べてみた

作っているのはタケダ猪精肉店さん。アレルゲンフリーとアレルゲン27品目不使用の表示がついている。

 益田市内には防災食として使えるイノシシ肉を使ったレトルトパウチの玄米カレーリゾットを作っているところがあります。
 先日、いくつか手に入れることができたので、試しに食べてみることにしました。

一つ開封して盛り付けてみたところ。一袋230gあるので、お椀に軽く2杯分は取れる。

 見た目は普通のカレーリゾット。香りが良く、美味しそうです。
 味付けはスパイシー。辛いのが好きな人は大好きだと思います。
 肉はイノシシ肉としたら殆ど臭いはないのですが、鼻のいい人は少し気になるかもしれません。
 また、結構しっかりと玄米が混じっているので、食感は若干もごもごします。栄養価は高くて非常食としてはよいのですが、もごもご感が苦手な人、玄米が苦手な人は食べにくいと思います。
 当研究所の試食では、臭いに敏感な研究員Sと玄米の食感が苦手な研究員Mは一口食べてパスしていました。筆者を始めカレー好き、肉好きの研究員達には評判がよかったのですが、万人受けする味ではないのかもしれません。
 防災食としては分量が多いので、食の細い人だと2食分取れるかなと思います。

裏面。温めずにそのまま食べることができると書かれていて、原材料の中にも油が見当たらない。

 レトルトパウチなのでこのままでも食べることができますが、暖めた方がおいしいのは間違いありません。
 若干クセはありますが、玄米に抵抗がない人ならおいしくいただけると思います。
 地元のスーパー、キヌヤさんなどで扱っていますので、気になる人はぜひ買って食べてみてください。

大雨の時の避難

 梅雨というと、しとしとした雨が何日も降り続くというのが昔の風物詩でしたが、最近では短時間で局所的に一気に雨が降って、それ以外は雨が降らないということも起きるようになってきました。
 しとしと雨だと、河川が氾濫したり側溝や用水路が溢れたりするまでには時間がありますから、水位の上昇を見てから逃げても充分に間に合います。
 ですが、短時間で局所的に降る雨だと、気がついてから準備ができた頃には家も道路も水浸しで逃げられないという事態が起こりえます。
 大雨の時の避難は、どのようにしたらいいのかを少し考えてみたいと思います。

1.住んでいる場所の環境を知る

 まずはお住まいの環境が低地かどうかを確認します。
 周辺の土地に比べて低いようなら、避難を考える必要がある場所です。
 また、ハザードマップを確認し、土砂災害が起きる可能性のある地域や河川の氾濫による浸水想定地域かどうかを確認します。
 もっとわかりやすく書くと、凡例で示されている色が塗られている場所は避難が必要な地域と言うことになります。
 この他、低地やハザードマップの凡例の色が塗られていなくても、崖下や崖の上、雨が降ると水の溜まりやすい場所などは、状況に応じて避難した方がよいかもしれません。
 上記に該当しない場合には、とりあえずは慌てて避難する必要はありません。
 ただ、孤立してしまう可能性はありますので、数日分程度の生活物資の確保はしておいてください。

2.避難先と避難経路を確認する

 避難が必要だと判断したら、安全な避難先を考えます。近くの高台でも避難場所でもいいのですが、いくつか場所を決めたら避難路を線で引いてみます。
 ハザードマップの凡例の色つきの場所や、普段見ていて危ないなと思うような場所、低地や崖下、崖上を通るような経路になっていませんか。
 避難先だけでなく、避難経路が安全であることも大切ですから、大丈夫だと思えるまでいろいろと試してみてください。

3.実際に避難先まで歩いてみる

 避難先と避難経路が決まったら、一度実際に歩いてみましょう。地図上で見るよりもいろいろな気づきがあると思います。
 その時の気づきと、実際にかかった時間を記録しておきましょう。

4.避難開始のタイミングを決める

 実際に歩いてみた結果を基に、避難にかかる時間を考えます。
 避難するときには、恐らくすでに天気が悪くて歩きにくい状況になっていると思われますので、歩いてみた時間を1.5倍したものを移動時間としてみましょう。
 その時間を基本にして、避難開始のタイミングを考えます。
 例えば、移動に30分以上かかるようなら、警報が出たら避難するでもいいと思いますし、さほど遠くないのであれば、警戒レベル3で行動開始でもよいと思います。
 警報基準が改正されて「レベル4=避難指示」となりましたが、レベル4が発表されたときでは移動開始が遅くなることも多いですから、判断基準は平時にしっかりと検討しておきましょう。
 早めの行動なら、空振りは多くなるかもしれませんが確実に助かります。

5.非常用持ち出し袋を作っておく

 避難後数日間を過ごせる程度の生活用品を詰めた非常用持ち出し袋を用意します。
 大雨の場合には時間にある程度の余裕がありますから、持ち出しリストを作っておいて、避難前に袋に詰め込んでもいいかもしれません。
 可能であれば生活用品のストック場所を非常用持ち出し袋にしておくと、そのまま避難開始できて便利ではあります。

6.避難したら戻らない

 避難が完了したら、状況が落ち着くまでは避難先に留まるようにします。
 避難所の設置者も「警報解除=安全」で避難所をすぐに閉鎖しようとするのですが、実際には警報解除後に崖崩れが起きたりすることもあります。
 もし夜間であれば、そのまま朝まで避難所で待機して、周囲が明るくなってから帰ることをお勧めします。
 自分の目で安全が確認できるようになったら避難解除と考えて行動するようにしてください。

 大雨時の避難はタイミングと避難先が結構難しいものです。
 平時に少しだけ時間を作ってルールを決めておくと、いざというときに迷わず行動することができます。
 あなたの命を守るために、しっかりとした行動をするようにしてくださいね。

ペットの避難を考える

 ここ最近の大規模災害とその後のさまざまな出来事から、避難所でもペットを受け入れようという動きが出ています。
 ただ、問題なのは想定されているペットが犬や猫ということ。
 そして同行避難が認められている避難所であっても、同伴避難といって避難所で一緒に生活することはできないことも多々ありますから、避難先で何が起きるかは正直なところ誰もわかりません。
 現在、ペットブームというわけでもないのでしょうが、小はハムスターや鳥、蛇、フェレット、大はやぎや馬まで、ご家庭には実にさまざまなペットがいます。
 そのペットの全てが避難所に避難してきた場合、果たして全てを受け入れることができるでしょうか。
 例えば、ハムスターと猫が同じ部屋で一緒に過ごせますか。普段散歩で会うと喧嘩している犬同士が同じ避難所で生活できますか。フェレットはどうですか。蛇や金魚、カナリアやオウムではどうでしょうか。
 そう考えると、避難所に避難する選択肢よりも、避難所に避難しなくてもすむような選択肢を考えておかないといけません。
 例えば、耐震性があって、水に浸からず、崖崩れの心配のない場所で生活をすることができるなら、ペットだけで無く人間も避難しなくて済みます。そういった環境なら、万が一、人間が避難しなくてはいけない事態になってもペットは家で過ごすことが可能なのではないでしょうか。
 域外避難の場合は状況が異なりますが、家が安全であれば、数日間えさとトイレの心配さえなんとかなれば、ペットだけで過ごしてもらうことは十分可能です。

 また、被災地外の動物病院やペットホテル、一時預かりをしてくれるNPO団体にお願いするのもいいでしょうし、ペットがなついている人がいるなら、その人に当座の面倒を見てもらうというのもありだと思います。
 キャリーケースに収まってもらったり、しつけをしておくことはもちろんですが、そもそもペットが避難所に避難しなくても済むような環境を作っておくことも、飼い主の責任の一つなのかもしれませんね。

【活動報告】高津小防災クラブを開催しました

 去る6月16日、益田市立高津小学校で2021年度第2回目の防災クラブを開催しました。
 今回のテーマは「熱中症対策を考える」。
 「熱中症とは何か?」に始まり、「熱中症の症状」や「熱中症への対応法」、「熱中症にならないための予防法」などについてクイズを交えながら説明しました。
 後半では経口補水液を手作りしてみてもらいましたが、450mlに対して3gのスティックシュガーを9本(27g)という量にびっくりしていました。
 普段飲んでいる炭酸ジュースはもっと入ってるよというような話になり、麦茶とかお水がいいのかなといった質問が出たりと、微妙に食育のような内容になりながら経口補水液を作ってもらい、できあがったら試飲してもらいました。


 「スイカみたいな味がする」「べっこう飴?」「甘すぎて飲めない」など、さまざまな感想がでましたが、塩の加減(1.5g)を指のつまみ方で説明したので味がまちまちになってしまったようです。
 腐敗が怖かったので、完成後はみんな処分してしまいましたが、作り方を持って帰ってくれたので、家でも作ってみてくれるといいなと思います。
 暑い時期、子ども達だけで遊ぶこともあると思いますが、熱中症が起きないように、もし起きても重症化させないように、一緒にやった内容を覚えていてくれたらいいなと思います。
 参加してくれた子ども達、そして担当してくださる先生に感謝します。

助けられる人から助ける人へ

 災害時に備えて訓練をするわけですが、可能であればさまざまなシーンでけが人の想定をしてみるといいと思います。
 そしてけが人の救助や手当をすることで、どのようなシーンでどのような怪我をするのかというイメージができます。
 その際にどうすれば怪我をしないのかということも知っておいて欲しいと思います。
死なない、怪我しない、そして救助の手段や応急処置を知っていてそれをすることができるということは、助ける人を作ることにつながります。
 助けられる人がいなくなる世の中になることが理想ですが、救助・救援を求める人は必ず出ます。
 可能な限りそういった人を減らし、そしてできる限り助けることができる人を増やしていくこと。
 災害対策というのはそういう視点が必要なのでは無いかと思っています。

住宅用火災警報器の点検と交換

 住宅用火災警報器は、2006年に全ての家庭への装着の義務づけがされましたので、あなたのおうちにも設置されていると思います。
 ところで、その火災警報器、設置してから稼働点検はしたことがあるでしょうか。
 住宅用火災警報器には試験スイッチがついていて、年1回程度はそのスイッチを使って警報器が正常に動くかどうかの点検をしておく必要があります。
 火災警報器は一度設置されるとそのままという場合も多いと思いますが、知らない間に故障したり電池が切れていると言ったケースもありますので、きちんと点検をしておきましょう。
 一般的に、住宅用火災警報器の寿命は10年と言われています。
 2006年の導入時に設置したとすると、現在15年が経過していますので、点検がされていないといざというときに動かなかったり、誤作動を起こして大騒ぎになったりすることも考えられます。
 余談ですが、実は住宅用火災警報器に使っている電池の寿命も10年程度ということなので、「電池切れ=本体交換」と考えてもいいようです。
 あなたのおうちにある住宅用火災警報器、もしも設置して一度も点検していないようでしたら、とりあえず試験スイッチを押してみて下さい。
 正常に作動すればいいですし、反応が無かった場合には、早急に取り替えるようにしましょう。
 また、もしもおうちの火災警報器が100V電源を使うタイプであるなら、設置業者さんに確認をしてみてください。
 せっかくある住宅用火災警報器です。
 いざというときにきちんと仕事をしてくれるように、定期的な点検と状況に応じての交換を忘れないようにしたいですね。

「縁起でもないこと」を考える

 起きて欲しくない出来事に備えるような話をすると、大抵の場合「縁起でもない」といって話を中座させようとする人が出るものです。
 災害対策訓練などは、まさにこの「縁起でもないこと」の一つのためか、なかなか自主的に訓練に参加してくれる方は少ないというのが実情です。
 無理矢理訓練に参加してもらうと、ほぼ100%傍観者か批判者になって訓練にならないのもお約束。
 「やっても無駄」といった方もいらっしゃいますし、まじめに訓練している人をあざ笑ったり、馬鹿にしたりするのもよくある話です。
 そういった人達が被災してひどい目にあうのは、ある意味で「自己責任」ですから仕方が無いのではありますが、そういった方に限って「避難所に行けば全てが解決する」「何もしなくても全て自分以外の誰かが解決してくれる」といった自分に都合のいい幻想をいだいているので、被災した後にひどい目にあることがよくあります。
 災害は「考えなければ発生しない」とか、「正しい生活をしていれば被害に遭わない」といったたぐいのものではなく、日本に住んでいる以上どんな人も遭遇し、被災者になる可能性がある事象です。
 であるなら、その時に備えて想定し、準備しておくことは決して「縁起でもないこと」だとは言えないのではないでしょうか。
 それは今日、明日かもしれませんし、10年後、ひょっとしたら100年後かもしれませんが、いつかは必ず起きる。そう考えることは「縁起でもないこと」ではないような気がするのですが、あなたはどう考えますか。