【活動報告】オンラインによる防災クッキングを開催しました

2024年6月15日に三重県津市の子ども教室ミラコロ様からのご依頼で、オンラインによる防災クッキング講座を開催しました。
当日はたくさんの親子連れの皆さんにご参加いただき、ポリ袋クッキングでお米を炊くことができました。
普段台所にあるアイテムで水を使いまわせる調理法であるポリ袋クッキング。
思ったよりもいろいろなものが調理でき、簡単で衛生的にだれでも調理することが可能です。
今回は時間超過をしてしまって参加者の皆様にご迷惑をおかけしてしまったのですが、次回はごはんとみそ汁づくりをしたいというご依頼者様からのオーダーもいただき、また来年度に向けてさまざまな準備をしていきたいと思っています。
今回お話をくださいました子ども教室ミラコロ様、参加してくださいました皆様にこころからお礼申し上げます。

【活動報告】「はじめてさんのぼうさいおとまり会」を開催しました

2024.6.1-2に益田市美都町にあるぬくもりの里二川様で、「はじめてさんのぼうさいお泊まり会」を開催しました。
いきなり体育館で雑魚寝はハードルが高いけれど、防災やアウトドアには興味がある、そういった子供さん向けに、入門編として宿泊施設に泊まっていろんな体験をするコースを作ってみました。
このコースは、少ないプログラムをゆったりとできるまでやることと、家族以外の人と一緒に寝るということに重点をおいた内容でしたが、温泉と布団がついていたので、参加者以上にスタッフが喜んでくれました。
火を起こす、その火でご飯を炊く、大きなお風呂の入り方を知る、暗いということを知る、そして翌朝は普通の朝ご飯を作って、体育館で避難所テントや段ボールベッド、仮設トイレを組み立てて避難所を作り、最後は自由遊びという、とってもゆるいプログラムでしたが、参加してくれた子ども達はそれなりに楽しんでくれたようです。


「防災」と書くと途端に難しいことのように思われるのですが、日常生活の延長線上にあるものですから、細かく分解すれば難しいものは何もありません。
今回は初めてでしたのでかなり説明不足な点が多かったのですが、見つかった改善点を直して、また開催していきたいと思っています。
参加してくれた子ども達、参加を許可してくださった保護者の方、会場を快く貸してくださったぬくもりの里二川様、二川公民館様、そしていろいろなイベントを支えてくれているスタッフの皆様に、こころから感謝申し上げます。

【活動報告】保育園の職員向け研修会を開催しました

 2024.5.21。午後は浜田市のみのり第二保育園様の職員研修会にお邪魔しました。
 今回は講義ではなく、日ごろ疑問に思っている災害対策のあれこれをいろいろと話してみようという防災カフェ形式で、あらかじめいただいた疑問に対して答え、話を広げていきました。
 保育園など、社会を支えている施設は、普通のところよりもより速い復旧が求められますが、それを実現するためには、施設職員さんの家庭の災害対策がしっかりとできている必要があります。
 家族やおうちの安定があって、初めて安心して仕事ができる。
 根性論ではなく、きちんとした備えをしてくださいとお願いしたら、その後お住いの地域での避難や準備など、保育園のみならずご家庭の安全確保についても話がでていました。
 ちょうど保育園の非常用持ち出し袋の更新時期で、どうやって運ぶのか、何を持っていくのかについて研修会の後で意見交換されたと聞き、とてもうれしかったです。
 防災は、普段の生活の延長線上にあります。職場だけでなく、家庭だけでなく、自分の生活を中心にして準備をしてもらえればと思っています。
 今回お話をいただきましたみのり第二保育園の渋江様はじめ、ご参加いただきました先生方に厚く御礼申し上げます。 

【活動報告】高津小学校の防災クラブを開催しました

2024.5.15。益田市立高津小学校で今年度初の防災クラブがありました。
顔ぶれも変わって、防災ってなんだろう?、という子たちが参加してくれています。
最初は、地震と身の安全の守り方。
机の下に隠れる方法、台車による横揺れ体験。そしてダンゴムシのポーズを、それぞれ必要なシーンを考えながら実際に動いてみてもらいました。
今年は体を動かすのが好きな子が多いようなので、体験型で防災クラブをやってみたいと思っています。
参加してくれた子供達、担当の先生、そして支援に入ってくれたスタッフに、感謝します。

【活動報告】研修会「マイタイムラインを作ろう」を開催しました

2024.5.11。益田市民学習センターで研修会「マイタイムラインを作ろう」を開催しました。
マイタイムラインというと意味がわからんというかたもおられると思いますが、災害が起きるまでに時間があって対応ができる水害や台風などへの時系列の備えをあらかじめ決めておくことで、これがあると抜けなく落ちなく、確実に安全が確保できるという行動計画書のことです。
参加者はお一人でしたが、備えることができる災害には、準備して備えるということが伝えられたなら良いなと思っています。
今回ご参加くださった方に、こころから感謝します

【活動報告】防災研修会「逃げ地図を作ろう」を開催しました

2024年4月12日に益田市の市民学習センター103会議室で防災研修会「逃げ地図を作ろう」を開催し、3名の方にご参加いただきました。
逃げ地図とは、災害の発生が予測されるときや発生後に避難する際、事前に安全な避難経路を想定して逃げるための道を決めておくためのものです。
この地図を作るためには、ハザードマップの確認や防災マップを作って地域の安全な場所や危険な場所を確認したうえでの作業が必要となります。
今回は前段の作業を省いてしまったためわかりにくかったと思いますが、実際にやってみるとそんなものかと思われるような内容だと思いますので、災害のときには避難する必要がある方は、ぜひ一度作ってみてください。
今回ご参加いただきました皆様に厚くお礼申し上げます。

【活動報告】能登半島地震被災地で炊き出し支援を行いました

2024年4月9日から11日の3日間、石川県志賀町にある富来活性化センターで能登半島地震で被災された方への昼食炊き出し支援を行いました。

4月9日は雨天の中でしたが、益田市匹見町や津和野町などで食べられている郷土食の「うずめ飯」と「大根のはりはり漬け」を105食提供。


4月10日は「ひじきご飯」と「塩ちゃんこ鍋」を102食提供。


最終日の4月11日はばら寿司と石川県七尾市産のもずくを使ったもずくの澄まし汁を111食提供しました。


遠路参加してくれたスタッフの皆さん、さまざまな形で支援してくれた皆様に、厚く感謝します。ありがとうございました。
3か月経って、現地報道はかなりされなくなってきていますが、まだ復旧にすら手が付けられていない状態の被災地と、何もなかったかのように観光客でごった返していた金沢のギャップ。
いろいろな意味で驚き、そして何かできないかを考えさせられる支援となりました。
今の状況が長引けば、第2陣以降の災害復旧支援を実施する必要があると考えていますので、引き続きご支援をよろしくお願いします。

なお、本事業を行うに当たっては多くの方にご寄付を頂戴し、また、日本財団様、中国ろうきんNPO寄付システム様の災害枠の助成を受けて実施することができました。重ねてお礼申し上げます。

【活動報告】岩瀧寺ウォーキングで募金&広報活動をしました

2024年4月7日。江津市の岩瀧寺様で開催された岩瀧寺の滝ウォーキングというイベントで、防災知識の普及活動に併せて、4月9日から当研究所が実施する能登半島地震炊き出し支援の募金を行いました。
当日は多くの方にご協力いただき、おかげさまで9,155円のご寄付をいただくことができました。


波積地区托鉢浄財寄付者ご一同様からはお米の提供もいただき、現地での支援活動をしっかりと行っていきたいと思っています。
ご協力いただきました皆さま、そして今回お声がけいただきました岩瀧寺の皆様にこころからお礼申し上げます。

【お知らせ】防災ディキャンプをしました

2024年3月27日に、益田市の水防センターをお借りして、益田市の民間学童施設よつばキッズスクールの子ども達と一緒に防災ディキャンプを行いました。
当日は消防団に配属される新型の消防車が届いたということで、その車を見せてもらうところから始まり、ゲームでしっかりと体を動かしてから、ポリ袋を使ったご飯炊きを行いました。
その後、炊けるのを待っている間は横揺れ体験やブロック塀体験をし、実際に地震が起きた時がうまくイメージできるようになるといいなと思います。
ご飯が炊きあがったところで、よつばキッズスクールで育てた大根を使った大根ステーキを作り、炊きあがったご飯はカレーをかけて、カレーライスと大根ステーキを昼食にして食べました。
その後はお片付けをして終わったのですが、子ども達は興味をしっかりと持って楽しんでくれていました。
長期休みになると、学童保育でも子供をお預かりする時間は長くなり、どのようなことをやるのか頭を悩ませることも多いと思います。
こういった防災ディキャンプがその手助けになればいいなと思います。
今回この企画に乗ってくださったよつばキッズスクールの先生方、会場を貸してくださり、当日は消防車まで見せてくださった益田市消防団の皆様、そして、参加してくれた子ども達に、心から感謝します。

【活動報告】研修会「災害とお金の話」を開催しました

2024年3月23日に益田市の市民学習センターで研修会「災害とお金の話」を開催しました。
当日は2名の参加をいただき、災害後に支援金などが出るまでの流れや地震保険の考え方などについて、2時間に渡ってお話をさせていただきました。
地震保険は地震から生活を立て直すための資金として出されることや、査定の方法などについても説明があり、非常に内容は濃かったのではないかと思います。
あまり着目されることのないお金のことですが、被災後にはかなり重要な問題となってきます。
さまざまな事情で働けなくなることが発生しうることを考えると、それに対するしっかりとした備えが必要なのではないかと、改めて考えさせられました。
今回の研修で講師を務めてくださいましたあるむ保険プランの大谷様、そしてご参加いただきました皆様に厚くお礼申し上げます。
当研究所では、こういった研修会を今後もやっていきたいと思っていますので、気になるものがありましたら、ぜひご参加ください。
お待ちしております。