【活動報告】「やってみよう防災キャンプ・春の巻」を開催しました

 2023年3月25日から26日にかけて、益田市の北仙道公民館で「やってみよう防災キャンプ・春の巻」を開催しました。
 当日は15名の子にご参加いただき、段ボールシェルターづくりや心肺蘇生法、ポリ袋炊飯、暗闇体験などを体験してもらいました。

搬送法の一コマ。担架で安全な場所まで搬送する練習をする。

 今後の予定は未定ですが、次回もしやるとしたら、もっと内容を練り込んで、、リピーターも初めての人も楽しみながら防災を学んでもらえるような企画をしていきたいと思っています。
 今回参加してくれた皆様、参加を許可してくださった保護者の方、会場を快くお貸しいただきました北仙道公民館の皆様、そしてさまざまな形でこのイベントを支えてくださった皆様に心から感謝します。
 ありがとうございました。

【活動報告】津和野町で防災教室を開催しました

会場の養老館。幕末の津和野藩の学び舎を再現した建物とのこと。

 2023年3月16日に津和野町の養老館でつわぶきワクワク広場様主催のイベントに講師として参加しました。
 当日は5人の小学生と一緒に、蚊取り線香を作り、その後地域のハザードマップを見ながら水害や土砂災害、地震からどうやったら自分の安全が確保できるかについて一緒に考えていきました。
 参加してくれた子たちは、初めて見たハザードマップを見ながら考えてくれ、その時に感じたいろいろな疑問や質問に答える形で進めていきました。
 講師としての反省点はたくさんありましたが、新しい視点で教えてもらったことがたくさんあって、とても楽しい時間を過ごすことができました。
 参加してくれた子ども達、今回お声がけいただいたつわぶきワクワク広場様に心から感謝いたします。

【活動報告】NHKラジオに理事長が登場しました

 去る3月10日、NHK松江放送局の「しまねっとラジオ」の中の知る防災のコーナーにゲストとして当研究所の理事長を呼んでいただき、司会の澤田アナウンサーやパーソナリティーの江上さんと一緒に工作やクイズなどをやってみました。
 東日本大震災の起きた3月11日に近かったこともあって、特に今回は地震がテーマでしたので、まずは自分の身の安全を確保することが大切だというお話をいたしました。その人がいる状況によって身の安全という動作は異なるのですが、まずは死なないこと、怪我をしないことを最優先で行動してほしいと思います。
 なかなかマスメディアに当研究所が登場することはないのですが、今回お声がけいただきましたことに感謝します。ありがとうございました。

【活動報告】外あそびごはんの会inやぶさめ公園を開催しました

 去る2023年3月5日、益田市高津町の高津川沿いにあるやぶさめ公園で「外遊びごはんの会inやぶさめ公園」を開催し、総勢20名の方に参加していただいて一緒に遊んだりご飯を作って食べたりしました。
 最初はなんとなく距離のあった子供たちで「また終わらないの?」という子もいましたが、一緒にご飯を作って食べ、遊び始めたら、見知らぬ子たちも一緒になってにぎやかに過ごすことができ、最後には「もう終わり?」と名残惜しそうな感じになっていましたのが面白かったです。
 新年度も引き続きこういったイベントをやっていきたいと思いますので、興味のある方はぜひご参加ください。
 参加してくださった皆様、参加を認めてくださった保護者の方、そして子ども達のためにさまざまな形で協力してくれた皆様に、心から感謝いたします。
 ありがとうございました。

【活動報告】青原小学校の避難訓練を見学しました

机の下に避難するときには足をしっかりと持つ。基本的な行動ができているのがすごいです。

 去る2月22日に津和野町立青原小学校で行われた避難訓練の見学をしました。
 当日は地震からの避難ということで、地震時の身の守り方から校庭への避難までを実際にやってみました。
 こういった訓練では、避難開始から避難完了までの想定で行われることが多いのですが、実際には避難完了後からが長い時間となりますので、その時間を安全に過ごすための対策もしておいた方がいいなと、避難訓練後の状態を見るたびに思います。
 先生方は一生懸命に取り組んではおられますが、やはり専門家ではないのでどうしても視点が学校や研修会などで教えられたものになってしまいます。
 そのため、訓練でどのような視点を持つのがよいのかや必要な対応方法などを専門家が助言できる環境ができるとよいなと思っており、当研究所もできる範囲で各学校に協力できればと考えています。
 このたび見学の機会をいただきました青原小学校の皆様にお礼申し上げます。

【活動報告】研修会「調理師が教える簡単・おいしい非常食づくり」を開催しました。

研修会の一コマ。それぞれがそれぞれのご飯を作りました。

 去る2月23日に益田市駅前町のNICO HOUSEにて、調理師が教える簡単・おいしい非常食作りを開催しました。
 当日は調理師の秋田様をお迎えし、ポリ袋を使ったさまざまな調理を実際にやってみました。
 ごはん、パスタ、そして茹でパンを一つの鍋で作り、ちょっとした工夫で本当に美味しくいただくことができました。
 非常時にも、あらかじめできることを知っておくことで生活の質を下げずに済ませることができます。
 なかでも暖かい食事は気力を維持するために絶対必要なものですので、作り方をしっかりマスターしてもらえるとよいなと思います。
 ご参加いただきました皆様、そして講師の秋田様に厚くお礼申し上げます。

【活動報告】研修会「災害とお金の話」を開催しました。

 去る2月18日、益田市市民学習センターにおいてワンコイン研修会「災害とお金の話」を開催しました。
 当日は2名の参加者の方が、災害時に発生する生活再建のお金についての行政からの支援の条件や、災害時に適用できるような保険の見方などについて一緒に学習しました。
 災害が多発しているためか、災害後に行政や保険からだされる各種支援金や見舞金、保険金は条件がいろいろと変わってきています。
 この研修会は毎回情報がアップデートされてきているので、自分の備えについて考えておきたい方や、どのような条件でどのような支援金が手続きできるのかについて知りたい方は、次回ぜひご参加ください。
 今回参加していただきました方に、厚くお礼申し上げます。

【活動報告】高津小学校防災クラブを開催しました

 去る2023年2月8日、2022年度最後となる高津小学校の防災クラブを開催しました。
 最終回は参加してくれた子供たちに何をやりたいか聞き、出てきた「お洗濯」をやってみることにしました。
 普段使っている石鹸と、炭酸ソーダを準備して汚れの落ちや必要な水の量などを確認しようということで作業を開始。

洗濯板も用意してみたが、結局使わなかった。

 ただ、最初のこちらの指示が悪くて洗濯用の袋にお水を一杯入れ、その結果袋が破けてしまうというアクシデントが多発。
 何とか洗濯はできたものの、結局汚れの落ちの違いや必要な水の量などはよくわからないまま終了となりました。
 実施する側も参加してくれる側も、毎回試行錯誤のこの防災クラブ。
 一年間に渡って参加してくれた子供たち、クラブを支えてくださった担当の先生、そしてお手伝いしてくれた当研究所のスタッフの皆様に厚くお礼申し上げます。

【活動報告】オンラインイベント「Shimatching~島根とゆるくつながる場~」に出演しました。

2023年1月26日に開催されたオンラインイベント「Shimatching~島根とゆるくつながる場~」に出演させていただきました。
このオンラインイベントはふるさと島根定住財団様が不定期に開催しているもので、普段は古民家再生や地域イベントをされている団体が登場して全国の方に団体の紹介をしたり、意見交換をしたりし、島根県を知ってもらって交流してもらおうというものです。
普段の当研究所の活動からみるとちょっと異色な感じなのですが、防災では広域災害時にお互いに助け合える関係づくりをしておこうという理屈を作り、出演させていただきました。
当日は島根県江津市の都野津街並みの会様と一緒に出演させていただき、当研究所の防災と自然体験を組み合わせた活動についてお話をし、防災活動は難しくないというイメージがもっていただけたならいいなと思います。
また意見交換では「防災×歴史探訪」や「防災×土木施設見学」などをやってみてはというご提案や「防災では何を一番きをつければいいか?」「こういった施設で気をつける点は?」といったご質問もいただき、今後の取り組みの参考になるお話もいろいろと伺うことができました。
せっかくいただいたさまざまな地域にお住いの方とのご縁もでき、他地域とも連携をしながら、引き続き活動を行っていきたいと思います。
お声がけいただきましたふるさと島根定住財団様、そしてイベントにご参加いただきました皆様に厚くお礼申し上げます。
なお、どんな雰囲気だったのかについてはふるさと島根定住財団様が運営するサイト「しまっち!」をご覧ください。
また、この「しまっち!」では3月5日に開催予定の「外あそびごはんの会」のお手伝いスタッフも募集しています。
興味のある方は併せてご確認ください。

活動レポート(「しまっち!」のウェブサイトへ移動します)

【活動報告】「マイタイムラインを作ろう!」を開催しました

 去る1月21日に益田市民学習センターにおいて研修会「マイタイムラインを作ろう」を開催しました。
 前週の「ハザードマップの読み方を知ろう」とセットになった研修会で、ハザードマップの情報を元にして災害前後の自分の行動計画を可視化しておき、いざというときに慌てないようにするためのマイタイムラインを作成するという研修会でした。
 マイタイムラインというと避難行動計画と思われる方も多いのですが、実際には災害時における自分の行動計画であって、避難しない場合でも作っておいたほうが安心できるものです。
 地震と風水害、台風などいくつかのパターンを作っておくと万全なのですが、今回は準備から被災後までの流れがわかる風水害でやってみました。
参加者の皆様は首をひねりながら自分の行動計画を作っていましたが、この中で問題になったのがペットの扱いでした。
 同行避難しても別な避難してもよいのですが、いざというときのペットの取り扱いは家庭内でもめる元ですので、事前にどうするのかを良く詰めておくようにしたいという話をし、ペットの受け入れについてはほとんど整備されていない現状についても説明をしました。
 実はペットの避難に関することを行っている特定非営利活動法人動物避難所協会様の普及啓発窓口ということで当研究所も登録しているのですが、今回はそこから送っていただいたNPO法人ペット防災サポート協会様が作成した「たすかるノートwithペット」という小冊子を送っていただいていましたので、そちらも配布してよりしっかりとペットの取り扱いについて決めていただくようにお願いしておきました。
 また、行動計画も自分がそういう事態になったことがないので予測がつかないという意見もあり、実際の被災経験者が作ったマイタイムラインについても今後いろいろとご紹介できればいいなと思いました。
 お忙しいところお越しいただきました参加者の皆様に心から感謝いたします。