活動報告



2025年8月26日から30日にかけて益田市立図書館で開催された幸田文さんの暮らし方展(主催:本との新しい出会いを考える会、特定非営利活動法人石西防災研究所)で、地域の災害についての展示をさせていただきました。
幸田文さんについてはご存じの方も多いと思いますが、日常生活のふとしたことをエッセイにまとめられたり「おとうと」などの小説を書かれていた方で、晩年には「崩れ」に興味を持ち、あちこちの「崩れ」を自分の目で見ながら、過去の災害を「記録」し、「語り継ぐこと」の大切さをエッセイ集「崩れ」の中で書いています。
今回はそんな幸田文さんがどのような暮らし方をしていたのかという展示に併せて、益田市でも過去にあった大きな水害「昭和58年島根県西部水害」の写真や記録を、益田市危機管理課様の協力を得て展示することができました。また、28日にはエッセイ集「崩れ」にちなみ、「災害と地名」というテーマでミニ防災研修会もやらせていただきました。
「文学×災害」というのは、当団体でも初めて扱ってみたのですが、普段展示などを見に来られる方とはまた違った方が見学に来られて、こういった展示も面白いなと思いました。
今回お声がけいただきました本との新しい出会いを考える会の藤本様に、厚くお礼申し上げます。