活動報告
2024年11月16日~17日にかけて、益田市の北仙道公民館で初めての親子防災キャンプを開催しました。PRの仕方を間違えてしまったために、参加してくださったのが二家族でしたが、世帯構成が違っていて実際の避難所のような雰囲気を作ることができました。
今回は損保ジャパン浜田営業所様のご協力を得て、最初にハザードマップと避難の話をしていただき、それから避難所テントや段ボールベッド、仮設トイレを実際に作ってみました。
寝床ができたら、ご飯を作る時間となりましたので、焼き鳥缶と卵を使って、ポリ袋で親子丼を作る体験をしてもらい、自分たちで炊いたご飯の上にのせて食べてみてもらいました。
当日はちょっと冷える感じでしたので、暖かいものがちょうどよかったです。
その後、公民館本館を使って、暗い中を移動してみる暗闇体験、そして体拭きタオルと水のいらないシャンプーを使った清拭と歯磨きをしてもらい、初日はテントにて寝てもらいました。
翌日は、ご家庭によくあるホットケーキミックスを使ったぐるぐるパン作りやよく言われている手作りろ過機を使った濾過実験を行ってみました。
頭では理解していても、いざとなると思ったようには行動できないものです。
そんなとき、実際に体験していれば、身体が自然と動いてくれて、自分の生活環境を維持するのに必要な行動を取ることができます。
事業規模が小さいのでなかなか回数を増やすことはできないのですが、一人でも多くの人にこういった体験をしてもらえるといいなと思っています。
今回ご参加いただきましたご家族の皆様、会場を快くお貸しくださった北仙道公民館の皆様、そして損保ジャパン山陰支店浜田営業所の皆様を始めとする、お手伝いしてくれたスタッフの皆様にこころから感謝申し上げます。