活動報告
2025年7月4日。益田市社会福祉法人連絡会様の研修の後は、三重県津市の川合公民館とオンラインで結んでの防災研修会でした。
今年は座学と実習の2回セットを2回、合計4回のオンライン講座ということで、前半戦の実習を行いました。実習の内容は、ホットケーキミックスを使った茹でパン作りと、飲料水の入っていた段ボールを使った仮設トイレづくり。
開催時間がちょうど晩御飯の時間ということもあって、茹でパン作りはとても盛り上がり、出来上がりを食べた人たちからは「茹でたとは思えない」とか「ちゃんと食べられる」などおいしかったという感想をいただきました。
また、仮設トイレづくりでは、実際に大災害が起きた時にどのようにトイレを作って使うのかについても参加者同士でいろいろと話をしていただき、暖かなものを食べること、そして出すことについて考えていただきました。
温かな食事も衛生的なトイレを維持することも、災害から立ち直るための気力や体力の確保に大きな影響を与えます。今回の体験を通して、ちょっとでもそれがイメージできたならいいなと思います。
ご参加いただきました皆様、そして現地対応をしてくれたスタッフ、今回も当石西防災研究所にオンライン研修のご依頼をくださった川合公民館の皆様にこころからお礼申し曲げます。