活動報告
2025年2月22日から24日にかけて、益田市美都町宇津川にあるぬくもりの里二川様で、子どもぼうさいキャンプを開催しました。
当日はインフルエンザや新型コロナが大流行し、大雪の中での開催となりましたが、参加してくれた子ども達は元気いっぱいで用意したメニューを楽しそうにこなしてくれました。
この子ども防災キャンプは、避難所に避難したというところから始まり、仮設トイレ設営、段ボールシェルターづくり、空き缶コンロを作ってお湯を沸かし、アルファ化米とフリーズドライのスープを作りと、実際に避難所に避難してから起こりうるさまざまな出来事を相談しながら解決していきます。
二日目は避難所の朝ご飯を体験した後座学に入り、地震や水害、台風について学習したり、たき火づくりや飯ごう炊飯を経て、発生することがわかってる災害に備えるためのマイタイムラインも作ってみました。
また、2日目の夜は施設近くの野菜市に買い出しに出かけ、自分たちで、その場で売っているもので何を作るかを相談しながら材料を買い出し、おいしいオムライスを作り上げてくれました。夜は暗闇体験を計画していたのですが、あいにくの雪のため、施設の中でカードゲームやお絵描きなどをして和やかに過ごしました。もっとも、暗闇体験を楽しみにしていた子もいて、自分たちで施設の中を懐中電灯だけで歩いたりもしてました。
最終日には止血や包帯法、心肺蘇生法やAEDの取り扱いなどの応急処置をやり、ぬくもりの里二川様のピザづくり体験でピザの作り方までしっかりと教えてもらっていました。
実際に災害が起きた時、今回体験したことが必ず役に立つかはわかりません。
ただ、こういった経験を通して、災害発生時に自分がどうするか、何ができるのかを考えて行動してくれるとうれしいなと思います。
参加してくれた子ども達、そして参加を承諾してくれた保護者の皆様、会場利用について快諾してくださったぬくもりの里二川様、いつもダンボールの提供をしてくださる(有)たちばな様、自社のピクルスを無償提供してくださり、子ども達とスタッフにおいしさを提供してくださったNPO法人きずな・ひまわりの家様、乾燥野菜を提供してくださったシーバの家様、遠路はるばる手伝いに来てくれ、子ども達との雪合戦大会に挑んでくれたスタッフの皆様に、こころからお礼申し上げます。
■提供いただいた製品のご紹介
NPO法人きずなひまわりの家様のピクルス。セロリは言われないとわからなかったです。
直接食べる派と、塩抜きしてご飯に混ぜる派にわかれ、そのままだと、酒のつまみ(スタッフ談)、塩抜きするとお漬物(スタッフ談)でした。
他にもいろいろと作っておられるので、興味のある方はぜひリンク先もご覧ください。