【活動報告】第3回高津小学校防災クラブを開催しました

 去る7月14日、益田市立高津小学校で第3回の防災クラブを開催しました。
 身体を動かすような活動がしたいとのリクエストが子ども達からあったので、今回はグループ分けして目隠し避難とあるものテント設営を体験してもらいました。
 目隠し避難は、目隠しをした子どもを他の子ども達が拍手や声で避難口まで誘導するもので、途中に机や椅子があって素直に移動できない状態にしてあり、あちこちにぶつかりながらの避難を体験。

kこ

 目隠ししている人も誘導する人も見ている人も、「見えない」ということが結構大変なのだということを感じてもらえたようです。
 後半では、ツェルトと呼ばれる非常用簡易テント、それとレジャーシートを使って教室内にあるものを使っての居場所作り。
 テントを屋根にして机や椅子で壁を上手に作り、それぞれに魅力的なテントが設営されましたが、途中でゴミ箱を2つの班で取り合い、横倒しになった拍子に中の液体が漏れて周囲が大惨事に!
 「避難所あるある」ということで、資材は中身まで確認した上で設営に使うことや取り合いをすることによって雰囲気が殺伐となった避難所はその後も非常にトラブルが起きやすいことなどを説明しました。

レジャーシートと机と椅子で居場所づくり。いろいろとアイデアが出てくる。

 また、ツェルト班は高学年で編成していたのですが、途中卒業写真の撮影が入ったりして設営まで至らず、ちょっとだけ残念な状態で終了しました。
 最後にちょっと聞いてみたのですが、前回一緒に作った経口補水液を家に帰ってから作ってくれた子が結構いたことがわかり、ちょっとうれしかったです。
 もうすぐ夏休み。体調管理をしっかりして、夏休みを楽しんでもらいたいなと思いました。参加してくれた子ども達、そして担当の先生にお礼申し上げます。