弾丸低気圧?

 ラジオの天気予報から時折聞こえてくるのが「弾丸低気圧」という名前。
 弾丸のように早くて強烈な低気圧のことかと思っていたら、正しくは「南岸低気圧」でした。
 日本列島の南側を移動し、主に太平洋側に大雨や大雪をもたらすことから南岸低気圧と呼ばれているそうです。
 この南岸低気圧でややこしいのが、同じ勢力で同じコースを辿っていてもその低気圧が必ず同じような災害を引き起こすとは限らないこと。
 引き連れている雨雲の大きさや範囲によっていろいろと異なっているのだそうです。
この時期は、日本海側では大陸から吹き付けてくる北風によって大雪が降ったりしますが、太平洋側で大雪が降るのはこの南岸低気圧によるものだとか。
 気象庁のウェブサイトを見てみましたが、雪なのか雨なのか、どれくらい降るのかの予測がなかなか難しいようです。
 「南岸低気圧」と聞いたら、太平洋側での冬は、雪の準備をしておいたほうがいいかもしれませんね。

「南岸低気圧とは」(気象庁のウェブサイトへ移動します)